試合に勝つための「10ヵ条」 「5つの精神」 「5つの心」

*試合に勝つための 「10ヵ条」
1)自分の技術面で得意な面を更に磨く
2)練習ではいろいろなタイプの人と打つ
3)武者修行を積極的にする
4)メディアを使ってフォームの修正
5)1球を大事にする
6)自分の持っている技術のなかで確率の高いものをきちんとプレーする
7)強気(積極的)と無謀(やけくそ)の違いを理解する
8)左手の効用を考える
9)相手のウイークポイントを早く見つける
10)体力をつける


注:7項目当てはまる方は予選通過確実でしょう
  8項目当てはまる方は全国大会で2回戦は突破できるでしょう
 10項目当てはまる方は全国大会でベスト4以上は堅いでしょう 


試合直前・試合中に心得るべき「5項目
1)UPを充分に行い最初の1球から全力を注ぐ。一球を大事にする。
2)敵を知る(対戦相手の試合を観察)。試合前の僅かな練習でも無駄にしない。
3)試合の前の小さな駆引き(ジャンケン、コート選び、)
4)一歩先行する(確率の高いものを駆使する(サービス、ボレー,ストローク)
5)開き直って無心になる


おまけ@
*メンタル面を克服する 「5つの精神」
1)先行せよ
2)開き直って集中せよ(たかがバウンドテニス)
3)なりふり構うな(されどバウンドテニス)
4)苦しい時は相手も同じ(声を出す、汗を拭く、水を飲む、靴の紐を結びなおす など)
5)適度の緊張を楽しむ気分で試合に臨む

おまけA
*バウンドテニスが上手になる 「5つの心」
1)教えることは習うこと
2)急がば廻れ
3)用具を大切に
4)陰でパートナーの悪口を言うな
5)人の忠告には耳を貸す












全国大会に向けての練習メニュー

見事予選通過出来た人は次のようなメニューで練習しよう。きっと良い結果が得られるよ。
予選通過が叶わなかった人も北信越ブロック選手権大会(8月)、または、来年目指して練習して見てよ。

Οシングルス編

 ※ Kはコーチ(または貴方と同等の技術を持っている人がいいな)
 ※ A、B、C、Dは貴方達(コーチ1人、選手4人いる場合の練習メニュー)・・・選手は3人でも5人でも可。
 ※ 試技者以外はボール拾い


1)練習1(基本的ストローク)  
  図1
 

    A K   B
C
D
 @Kはネットから2m離れて易しいボールをフォアに出す
  (20球でBと交替、以下C,Dとローテーション)
 AKはネットから2m離れて易しいボールをバックに出す)
 B同じくフォア、バック交互に出す
 CKはベースライン上から@ABのボールを出す
留意点
 ・Aはフットワークを生かして正確に返球する
 ・Kはラリーとは少し早めにボールを出す


2)練習2(短いボールを打つ)・・・相手のバックコートへ
  図2

A
B
C 
K
D  
 @Kはベースライン上から短いボールをバックコートの中央に出す
 AAは廻り込みながら前に出て相手のバックコート隅に返球
 BDはそのボールをストレート、またはクロスに返球
 CAはそのボールをボレー
 DB、Cも同様(A、B、Cは1球ずつでローテーション)
  (30球でDはAと交替、以下B、Cとローテーション)
  
留意点
 ・Aはフットワークを生かして相手の弱点に返球する
 ・回り込まずにバックハンドストロークで返球してもよい
 ・KがDの役割を兼ねても可
 ・短いボールはラケットを下からすくい上げるようにしてボールにドライブをかける(押し出す浮いたボールは相手のチャンスボールになり力一杯叩かれる。





3)練習3(長いボールを打つ)
 
 図3


A⇔A    
K
 D
 
 @Kはベースライン上から短いボール、長いボール,短いボールを交互に出す  (3球でB、Cとローテーション)
 AAは前に、後ろに、前にとフットワークを生かして返球
 B3球目の短いボールを返球した後ボレー(Dは3球目のボールを返球)

 C一人5回あてでDと交替
B
C
留意点
 ・Aはフットワークを生かして正確に返球する
 ・Kはラリーとは少し早めにボールを出す
 ・長いボールを後ろに下がりながら打つのでなくて早く下がって一旦止まってから打てるようにする



4)練習4(コースを狙ったラリー)
  図4

        K
  A

B
C

D  
 @BはCにサービス、CはストレートにAへ、AはクロスにDへ、DはストレートにBへ(以下繰り返し)
 Aネットまたは、アウトになったら次の人のサービスから再開
 B10分程度
留意点
 ・ストレートを間違ってクロスに来たら受け取るべき人はストレートに返球しそのままラリーを続ける



5)練習5(ボレーの基本)
  座りボレー、立ちボレー
  図5
 

        K
K   C
D
座りボレー、立ちボレー
 @Aはネット前に位置しKよりのボールをボレー(20球)
 AAはネット前2mに位置しKよりのボールを2歩前に出てボレー (20球)・・・・@、Aが終わったらB、C、Dとローテーション
 BAはベースライン上に位置し(B、C、DもAの後ろに位置し)Kよりのやや短いボールをKに返球し前に出てボレー(1球でB、C、Dとローテーション)
      留意点
 ・ボレーの時、ラケットは出来るだけ立てて当てるように
 ・相手が充分に打ってくる場合は無理してボレーに出ないでストロークで崩してから出る

 ・ボレーさせるボールは選手の一人に打たせるのもよい



6)練習6(ジュースから)
  図6

        K
 A  B  @カウントジュースから始める
 AAが1ポイントとればAがアドバンテージ。
  ・Aはどうしても次の1ポイントを取りたい。果敢に攻めていく。
  ・Bはどうしても次の1ポイントを取られないように。堅実に守る
 B10分でC、Dと交替
留意点
 ・リードした時とされた時の試合の運び方について、考えたプレーをすること

 ・アドバンテージと称号して両方が1ポイントリードした形
 ・アドバンテージと称号して両方が1ポイントリードされた形を想定して緊張を持たせて行うと効果的



7)練習7(持ち点5から)・・・力の差も何のその
  @A、B、C、Dそれぞれ5ポイントの持ち点を与えAとBが実戦的に進める。Aが2ポイント、Bが5ポイント失えば残りのポイントはAが3ポイント、Bは0ポイント. 5ポイントが無くなったBはCと交代。
  AAは持ち点3、Cは持ち点5で再開、以下同様にD、A ・ ・ ・とローテーション
  B5点の持ち点で3人を負かせば女王様。


8)練習8(実戦)
  7ゲーム、ないし、9ゲームマッチで試合・・・実戦で試合感覚を身に付ける
  @攻めるところ、守るところを心得て進める
  A自分の技術の中で確率の高いものを有効に使いきちんとプレイする
  Bワンパターン的攻め、守りでなく相手に的を絞らせない
  C東京体育館を頭に描きながら真剣な勝負をする
  D1球を大事にし力の差があると思ったら完全試合を達成してみよう


〇ダブルス編  ただ今工事中(間もなく完成予定)

 ※ Kはコーチ(または貴方と同等の技術を持っている人がいいな)
 ※ A・B、C・D、E・Fは貴方達(コーチ1人、選手6人いる場合の練習メニュー)・・・選手は5人でも可(Kも選手を兼ねる)
 ※ 試技者以外はボール拾い(全員が活動する場合は一区切りの時みんなでボール拾いをする)

1)練習1(基本のストロ−ク)

 図1

       
  E
F
C
D
A
B
K   その1
 @Kは中央へ長いボールを送る
 AABが交互にストローク(正確に返球)
 B10球でC,Dと交替(以下同様にローテーション)
その2

 @Kはフォアコーナーへ2球続けて、バックコナーへ2球続けてボールを出す
 AA、Bはフットワークを生かしながら正確に返球

 B12球で交替
留意点
 ・お互いにパートナーの邪魔にならないように
 ・ボールを打つ人はパートナーを見ずにボールに集中


2)練習2(レシーブ&ボレー)

 図2

            
C
D
A
B
K1

E
F

K2  
ボレー1
 @K1よりサービス(Eがサービスでもよい)
 AAはボレー、Fが受けBの返球をEがボレー1球でC、Dと交替。1ペア10球でA、BとE、Fが交替以下同様にしてローテーション)
 B1回りしたらK2よりサービス 以下同様
ボレー2
 ダブルボレー
                     留意点
 ・常に攻撃的になろう

3)練習3(相手を倒せば王様だ)

  図3

            
C
D
A
B


E
F

  
カウントを取りながら
 @E、Fは王様(仮) Eがサービス、Aがボレー、Bがダブルボレー
 A1ポイントごとにC、Dと交替。
 Bカウントを取り王様を負かしたらあなた方が王様
  王様交替では他のペアのカウントは0に戻す。
  以下同様
 C王様に負けたら0からやり直し
                     留意点
 ・常に攻撃的になろう


4)練習4(ツーミスラリー)
5)練習5(減点方式のレシーブ&ボレー)
6)練習6(10ポイント勝負)
7)実戦試合(いろいろなペアと試合をしよう)